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遺産分割協議の無効、取消し

 遺産分割協議は契約の一種のため、心裡留保(民法93条)、虚偽表示(民法94条)、錯誤(民法95条)、詐欺又は脅迫(民法96条)のある場合は無効、取消しを求めることができます。

 心裡留保は実際の心の中と違うことをあえて意思表示することで、基本的に有効です。

 本人は冗談のつもりでも相手は分からないので、その相手を保護するためです。

ただ、相手も当然冗談と分かっていたような場合は無効となります。

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