遺言書書換えのタイミング
遺言書は相続人に変動があった場合、遺産を処分した場合、新たに購入した場合は書き直した方が賢明です。 結婚、離婚、出産、養子縁組、離縁、推定相続人の死亡など家族関係に変動があった時は遺言書を書き換えるタイミングと言えます。...
推定相続人
ご自身が生きている間に自分の出生から現在までの戸籍をとっておくのと同時に、親御さんが健在の間に出生から現在までの戸籍をとっておくことをお勧めします。実際に亡くなって戸籍を調べたら知らない相続人がいた、ということはよくあります。予め推定相続人の存在が分かっていれば、事前の対応...
仲が良いので関係ない?
うちの子供たちは仲が良いので、相続争いにはならない、と思ってはいませんか。実際兄弟同士の仲が良くても、相続となったら話は別と思っておいた方が無難です。兄弟の家族も黙ってはいません。平等に、と思っていても完全な平等はあり得ません。遺言で「お互い譲歩して」「争いのないように」と...
姻族関係終了
配偶者が亡くなった後、姻族関係終了届を出せば配偶者の親族の扶養義務はなくなります(戸籍はそのまま)。配偶者亡き後、義父、義母とともに暮らすなど面倒を見るケースがあります。しかし、義父母が亡くなった時、養子縁組などしていなければ相続人にならない為、その点を考慮した制度かもしれ...
相続人不存在
配偶者、子、直系尊属、兄弟姉妹、いずれもいない場合は相続人不存在となります。相続人のあることが明らかでないときは、相続財産は法人として扱われます(民法951条)。家庭裁判所が選任した相続財産管理人が相続人捜索の公告手続きなどを行います。公告期間に相続人が現れず、相当と認める...
遺言を書く際(相続人)
遺言を書く際は感情的にならず冷静に、相続税のことも考慮して頂きたいと思います。まず、自分の財産がどこにどのように存在するかを自分で確認して下さい。そして、相続人がどのように存在するかを確認して下さい。配偶者がいて子供もいる場合は通常、直系尊属(親、祖父母..)と兄弟姉妹は相...