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遺言を書かない理由その2


 遺言に必要性を感じていない人も多いようです。財産が少ないから、法定相続分で平等に分けたらいい、など。法定相続分できちんと分けられる財産は現金のみです。不動産だけでなく貴金属や絵画なども誰に分けるかで、もめる可能性があります。紛争を未然に防ぐためにもそれぞれ誰に渡したいと明記して、その理由を付言という形で遺して欲しいと存じます。

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