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遺言を書いて感じたこと(追記)

更新日:2022年6月9日


いくら遺言書は必要です、書きましょうと言ったところで、ほとんどの方は書かないでしょう。そこで、私自身の経験を紹介させて頂きます。

私が遺言を書いたのは、行政書士を開業してからですが、「人に勧める以上、自分が書かなければ」というより、「試しに書いてみよう」くらいの軽い気持ちでした。

実際、書いた後は、書く前の自分とは別の人間になったような、不思議な感じが致しました。下書きの段階では、そのようなことは感じませんでしたが、自筆で本文、日付を書き、署名押印をして封筒に入れ、保管した後、安心感が芽生えました。自分がいずれ死ぬということを受け入れ、今、生きていること自体に感謝し、どうせなら楽しく生きようと思うようになりました。

同じ体験ができるとはお約束できませんが、一人でも「試しに書いてみようかな」と思って下さる方がいれば幸いに存じます。

(追記)ブログを書いた後読んだ本の中に、死を直視すると生が輝く、とあり、遺言を書く前と後での変化について、そういう現象が生じたのだと納得致しました。

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