教える、ということ
子供には失敗をして欲しくない、そう考える親御さんは多いのではないでしょうか。しかし、失敗は必ずします。そして、失敗から多くのことを学びます。自分と同じ失敗をさせたくない、と考えることは分かります。しかし、自分と同じ失敗をしたのであれば、対策方法も分かるので、良いアドバイスができるかもしれません。子供を信じて、失敗も見守る、というスタンスが良いように思います。アドバイスをするタイミングは子供が求めて来た時です。そうでない限り、ある程度の年齢の子供は親の話を聞こうとしないのです。
大人同士でアドバイスを求められて来たときに気をつけなければならないのが、何のためにアドバイスを求めて来たかを知ることです。問題解決のために決まっている、と思った方は気をつけて下さい。実は、単に話を聞いて欲しいだけであったり、共感を求めていたりする場合もあるからです。女性から男性に対する相談で、このようなすれ違いが発生する場合が特に多いように感じます。
Comments