心を軽く
私の経験上、心を軽くしておくと、ストレスを感じにくくなります。どのようにして心を軽くするか、というと、何かを選択する際に「どちらを選べば心が軽くなるか」を基準にすることです。 なんとなく、心が重いと感じる方は○○をしなければならない、○○するべき、と考えて行動していることが...
感情のラベリング
幼い子供がなかなか泣き止まないのは、自分の感情を言葉にできないからだという考えがあります。泣いている子供に「怖かったね」「悲しいね」などのように感情を代弁すると興奮状態から落ち着いてきます。このように感情に名前を付けることをラベリングといいます。...
理想と現実
理想と現実に大きな差を感じていると、ストレスとなります。これは、現状が思い描いていたものと大きく異なり、自分を受け入れることができない、ということのようです。 大きな夢を持つこと自体は素晴らしいことですが、現時点の自分を受け入れることができない、ということは自分自身に対して...
嫌われていると感じたら
当然ながら、100%好かれる、ということは不可能です。このことをまず、念頭においてみましょう。パレートの法則(8対2の法則)通りと考えても2割は自分とは合わない、ということです。それに好感の反対が嫌悪、というわけではありません。好感の反対は無関心です。無理に好かれようとする...
アイメッセージ
不安を抱いている人には、「大丈夫」というだけでは、反感を買うかもしれません。まず、不安に思っている気持ちを受け止めましょう(受容)。そして、自分の意見として、「私はこう思う」と伝えること(アイメッセージ)が大切です。例えば、「不安な気持ちもわかるけど(受容)、大丈夫だと思う...
心配する、ということ
誰かに対して、「心配だ」と言うと、相手から「自分を信じてもらえていない」と思われるかもしれません。もし、「この人なら、大丈夫」という考えであれば、心配はしません。逆に、人から心配をされるようなことを言わない、ということも大切です。自分の体の不調を人に言うのは、心配をさせてし...
やる気のでないとき
「~しないと」と思うとやる気が失われるようです。「〇〇しよう」と思えるようなご褒美があると短期的ではありますが、効果はあります。 また、目標までの過程を細かく分け、ハードルをできる限り低くすると、とりかかりやすくなります。ついだらだらしてしまうようなときは、思い切って5秒以...
幸福優位性
幸福優位性とは成功すれば、幸せになれるのではなく、幸せになると成功する、という考えです。どのようにして幸せになるか、私自身は思い込みが大切だと思っております。自分は、満たされており、幸運で、幸福であると思い込むと、本当に幸せになれます。自分がどれだけ恵まれているか、というこ...
決めるのは自分
誰かに助けて欲しい、そう思っても助けを求める行動を起こさなければ、誰も助けることはできません。そして、仮にアドバイスを受けてもどう動くか決めるのは、自分でしかないのです。たとえ喉が渇いている人を水のある所まで連れて行くことができたとしても、無理に飲ませることはできません。実...
自分の怒り
理不尽な目に合うと、怒りが出てきます。これは、自分の価値を下げられることに対する恐怖、と考えることができます。怒りを無理やり抑え込むことは体によくありませんが、かといって人に当たるようなことは慎まなくてはなりません。怒りがわいてきたときは、100からカウントダウンしてみる、...
他人の怒り
怒る、ということは恐怖がある、ということだと言われています。やたらと吠える犬は、自分より大きいものに対する恐怖からなのでしょう。 感情は、伝染しますので、怒っている人の近くにいると、イライラすることもあります。しかし、一緒に怒るのではなく、相手がどこに恐怖(不安、焦りなども...
片付けられない
片付けられない人に対して、「片付けなさい」と言ったところで、片付けることが出来るようにはなりません。本来、余程小さい子供でない限り、片付けられないはずはありません。どうやら、面倒くさい、時間がない、といった表面的な理由だけではないようです。全ての方に当てはまる話ではないかも...
マルチタスク
音楽を聴きながら勉強する、食事をしながらテレビを見る、というようなことはやってしまいがちですが、実はこのようなマルチタスクは脳に負担がかかり、疲れやすくなります。一つのことに集中するシングルタスクの方が、効率的のようです。あれもこれもと同時にやっているとなかなか終わらず、順...
人を助けたい
誰かを助けたい、という気持ちはとても、尊いと思います。しかし、相手が本当に、助けて欲しいと思っているかどうか、を見極めることも大切です。不幸そうに見える人も、もしかしたら、不幸な状況を望んでいる、ということも十分あり得ます。そういう人に対しては、助けても感謝されず、かえって...
助けることができない人
この世には助けたくても助けられない人がいます。それは、助けを求めていない人です。傍から見て助けが必要と感じても、本人が必要ない、と言えば助けることはできません。当然と言えば当然ではあります。「大丈夫ですか」とまず声を掛け、「大丈夫です」と言われたら、引き下がる方が良いのかも...